産経新聞東北版  2013年6月6日
青森に高校生カフェ8日開店 若い力で地域活性化を

 青森市内の高校生によるまちづくり団体「あおもり学生プロジェクト クリエイト」(久保田圭祐理事長=慶応大3年)が8日、同市古川に高校生カフェをオープンさせる。同団体によると、高校生カフェは宮城県石巻市にもあるが、メニュー開発から経営まで高校生が行うのは全国でも珍しいという。(福田徳行)

 同団体は設立5年目を迎え、これまでミニFM放送や観光情報サイトを運営するなど地域活性化の活動を展開している。現在のメンバーは青森高、青森東高、青森南高、青森西高の有志約15人。久保田理事長も青森南高の出身だ。このプロジェクトのため、大学を1年休学し、故郷に戻った。「高校生の主体性を出すために何が良いか考えたら高校生カフェにたどり着いた」という。開店資金は公益財団法人「県市町村振興協会」や市の補助金など約270万円を活用した。

 場所は「BLACK BOX」1階。メニューはコーヒー、紅茶、トースト、パンケーキなど。オリジナルメニューも増やす。

 高校生のため土日祝日の営業となるが、収容人数は約20人で、メンバー4~5人が運営に当たる。営業時間は午前11時~午後4時。店内に写真や絵を飾るほか生演奏のスペースを確保し、地域住民の憩いの場としても活用してもらう。

 勉学への影響について、久保田理事長は「週末の5時間だけなので影響はないと思う。高校生カフェはいろんな部分で将来、役に立つと思う」と話す。

 郊外型大型店の相次ぐ進出で、中心商店街の空洞化が叫ばれて久しい。久保田理事長は「若い世代を中心商店街に取り込むきっかけにしたい。地域活性化につながり、にぎわいのある街になっていくのではないか」と、オープンを心待ちにしている。


オープンを目前に控え、準備に余念のないクリエイトのメンバー(写真は当団体提供)

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