東奥日報 朝刊  2013年6月4日
「高校生カフェ」元気発信 8日、中心街にオープン

 地域活性化を目指して活動している高校生団体「あおもり学生プロジェクト クリエイト」が8日、青森市の中心商店街に、高校生主体で週末に営業する「高校生カフェ ABC」をオープンする。メニュー開発から経営まで手掛ける生徒たちは「この場所から街を元気にしたい」と張り切って開店準備を進めている。

 「クリエイト」は2009年、東北新幹線全線開業を契機にまちづくりに取り組もうと発足。現在は高校生のほか、首都圏在住の本県出身学生を含む25人が活動している。

 カフェを構えるのは、同市古川の旧映画館「青森松竹」をリニューアルした「BLACK BOX(ブラックボックス)」内。運営には青森市内の高校生約15人が携わる。

 3日の打ち合わせでは、店のコンセプトを「元気は『うまい』のかくし味」に決定。近所の飲食店で教わった「笑顔とはきはきしたあいさつが大事」といった接客の心得を確認し合った。メニューには、三沢商業高校の生徒が開発したナガイモのアイスのほか、ゴボウ茶など県産品をセレクト。これまでに大学教授から経営のノウハウを学んだり、喫茶店でコーヒーの入れ方を研修したりしてきた。

 店長となる小泉佑奈さん(青森南高3年)は「街を元気にするのが目標。来た人が笑顔になるような場所にしたい」と意気込む。

 「高校生カフェは全国にできているが、経営まで自分たちの裁量でやっているところはほとんどない」と、クリエイト創設者で理事長の久保田圭祐さん(慶応義塾大学3年)。1年間休学し、この場所でまちづくりのフィールドワークを行うという久保田さんは「老若男女問わず集う、ごった煮的な場所になれば」と話している。

 カフェの営業は土日・祝日の午前11時~午後4時の予定。



カフェのオープンに向けて打ち合わせする高校生たち

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