読売新聞(青森県版)  2013年5月29日
高校生 カフェで街元気に 青森に来月オープン


◆漬物や長芋アイス ユニークメニュー 
 青森市の中心商店街を活性化させようと活動する高校生団体が6月8日、青森市古川の複合ビル1階に、カフェをオープンさせる。高校生が漬けた漬物や長芋アイス、近くの専門店で入れ方の手ほどきを受けたコーヒーなどを提供する予定。カフェの営業や商品開発ばかりか、経営の裁量も高校生にもたせるユニークな取り組みだ。
 カフェは、旧青森松竹会館を改装し24日にオープンした複合ビルBLACK BOX1階に出店する「高校生カフェABC」。「Aomori Blackbox Cafe」の頭文字から名付けた。カフェを運営するのは、2009年4月に青森南高校生徒を中心に設立された高校生団体「あおもり学生プロジェクト クリエイト」。
 この団体はこれまでに観光客向けの無料情報誌発行や、東北新幹線全線開業に合わせた前夜祭、中心市街地で5月に催される「AOMORI春フェスティバル」の司会などを担ってきた。カフェは「高校生カフェ事業部」が担当する。
 「みんなで色を決めよう」「もっとインパクトがある方がいい」——。25日、開店準備で集まった高校生たち5人は、慣れない手つきではけを操り、店内の壁のペンキ塗りに精を出していた。全体をアイボリー、一面の壁だけをオレンジとする内装を仕上げ、「来た人が笑顔になるような店を作りたい」と話していた。
 高校生カフェは、クリエイト1期生で理事長の久保田圭祐さん(20)(慶応大)が発案した。食育や高校生の社会参加促進が狙いだ。
 今後は順次、調理器具やいすなどを運び込む。飲食店営業の許可も保健所から下りる見込みで、カフェの完成は間近だ。
 高校生カフェ事業部の部長を務める青森南高3年小泉佑奈(ゆうな)さん(18)は、「街に高校生の元気を発信していきたい」と意気込んでいる。


 写真=カフェの壁の色を相談する高校生ら(25日、青森市古川のBLACK BOXで)

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