中日新聞朝刊  2013年2月24日
記者コラム:窓 「若者の地元愛」

 取材で青森市に出掛け、高校生が母体の団体「クリエイト」に出会った。東北新幹線の新青森開業にも盛り上がらない地元に危機感を覚え、「開業前夜祭」を開催。現在は店主に直接取材して商店街マップを手作りしたり、観光情報サイトを運営したりと精力的に動いている。

 OBで理事長の久保田圭祐さん(20)=慶応大二年=らは「活動が地域への愛着を醸成している」と感じている。地域を知ったことで「いつか青森に戻りたい」と思ったOBもいるという。新幹線は、地元愛を再確認する手段にもなりそうだ。

 大人が新幹線対策を叫ぶのはもちろんだが、若い世代の盛り上がりも欠かせない。大学が多い石川に、その土壌はあると思う。 (松本浩司)

Copyright © 2009- Aomori student project CREATE All Rights Reserved.