東奥日報 朝刊1面  2010年12月4日
新幹線開業に向け高校生が前夜祭

 4日、東北新幹線がついに全線開業する。3日夜、青森市新町のパサージュ広場では、「高校生がつくる開業前夜祭」が開かれ、あいにくの雨と突風にあおら れる中、高校生が3時間にわたり、バンド演奏やファッションショーを繰り広げた。フィナーレは観客も加わって「青森を元気にしよう!」と声を上げ、約 100人がクラッカーで“祝砲”。若い世代が開業前夜の街を熱くした。

 同市古川の街中ステーションでミニFM放送を行っている学生団体「クリエイト」が主催。「記念すべき瞬間、一緒に盛り上がろう」を合言葉に、青森市の高校生有志70人が結集。協賛金集めや企画、運営に奔走した。

 前夜祭では、イベントが進むにつれ雨風が強まり、フィナーレは倒れそうになるテントを参加者が押さえながら進行。親子で訪れていた青森市堤の福冨美紀さん(39)は「高校生が協力する姿に感動した。雨なんか関係ない、盛り上げようとする思いが素晴らしかった」と話した。

 前夜祭実行委員長の久保田圭祐君(青森南高校3年)は「手作りで街を盛り上げられて最高。日本一元気な地方都市になると確信しました」と胸を張った。




10時間後の新幹線開業を祝い、クラッカーを鳴らして前夜祭を打ち上げた高校生たち=3日午後8時すぎ、青森市「パサージュ広場」

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