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Leader Column Vol.11
風は南から 後輩へのメッセージ
2016年3月1日
 死んだ魚のような目をしながら、青森市民図書館で卒業論文を執筆していた昨年の暮れ、ふと書棚に目をやると、青森南高校20周年記念誌が置いてあり、思わず手に取りました。1975年の設立からの日々の出来事が鮮やかに描かれていて、母校である青森南高校の41年の歴史を垣間見ることができました。
 私は2011年3月に青森南高校を卒業しました。現在は大学生活と並行して、青森のまちづくり活動をしています。おじさんおばさんが大活躍、幅を利かせるこの分野において、未熟者として努力しているところです。
 高校時代は演劇部・登山部・生徒会に所属していました。勉強は、苦手なのにまったく勉強をしないので、担任の先生からはよく叱られていました。高校生活の傍らで、青森を元気にしようと、「クリエイト」という組織を立ち上げ、商店街の活性化活動を2年生の時にスタートさせました。その活動は8年経過した現在でも継続していて、これまでに120名を超える高校生が参画してきました。現在も26名の高校生が、商店主や地元大学生と共に頑張っています。
 この活動の面白さは答えがないということだと思います。学校の授業で取り扱うものは答えがあるものばかりですが、まちづくりに答えはありません。例えば、商店街が大型商業施設にどう立ち向かうのかという問題について、未だ万能な答えは見つかっていません。この課題を克服する手だてをクリエイトの高校生は考え、実践しています。
 クリエイトのメンバーの合言葉は「三人称の提言より、一人称の実践」です。まちづくりについて、自分事として考え、それを行動に移す。この姿勢が、なによりも大切と考えています。この姿勢に少しずつ共感が広がり、現在では県庁との共同事業も手掛けるようになりました。更に昨年11月には、これまでの活動が評価され、住友生命主催の「Young Japan Action」という全国表彰で大賞を受賞することができました。
 ちなみに大学でもまちづくりの研究をしています。そうそう、大学では教職課程も履修していて、5月には教育実習生として2週間、お世話になりました。実習では1年1組をはじめ1年生の皆さん、そして教職員の皆様、本当にありがとうございました。
 応援メッセージを贈るほどの人間ではありません。ただ、母校である青森南高校での3年間の日々と出会った人々が、自らの考え方に大きな影響を与えました。同じクラスだった仲間や当時の生徒会メンバーとは毎月のように食事に出かけています。部活の顧問とも、年数回、食事に出かけ、夜更けまで語り明かします。その時に話題になるのは、当然、高校時代の思い出であり、ぜひ、皆さんも青森南高校でたくさんの思い出を作ってほしいと思います。
楽しい日々でしたが、たくさんご迷惑もおかけしました。私自身が、得意な分野の様々な場面から「青森南高校」を発信し続けることで、迷惑ばかりかけた母校へのせめてもの償いに代えたいと思っています。またいつか、このシリーズにお声掛けいただき、もう少し立派な人間として、仰々しい応援メッセージを書けるよう、精進します・・・! 




(このエッセイは青森南高校PTA会誌に寄稿したものです。)
久保田 圭祐
  • 高校2年生のとき、高校生団体「クリエイト」を設立。2014年4月からは特定非営利活動法人あおもり若者プロジェクト クリエイト理事長。
  • 1992年青森県生まれ。古川中学校、青森南高校卒、慶應義塾大学総合政策学部4学年在学。
  • 中学・高校時代は演劇部に所属し、高校2年次には主演演劇作品が第42回東北地区高等学校演劇発表会で優秀賞一席を受賞し、第4回春季全国高等学校演劇研究大会に出場した。趣味は旅行、飛行機
  • このほか、青森県庁「活力と魅力あふれる東青地域づくり検討会議新幹線全線開業賑わい部会」委員などを歴任。
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