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Leader Column Vol.8
風の詩「海の匂い、青森の匂い」
2015年9月18日
 この夏、青森市の実家に帰った時、「おばあちゃんの家」を思わせる匂いがした。母に尋ねると、指差した先には蚊取り線香があった。蚊取り線香の匂いは夏を思わせると同時に、田舎の家を思わせるのかもしれない。
 発電機から出る煙の匂いは青森ねぶたを思い出させる。夏の暑い日の夕方にあの匂いを嗅ぐと、たとえその場が東京だろうと、ねぶたが始まる時のワクワクを錯覚させる。
 人はものごとの認知を視覚・聴覚に依存しているらしい。そうはいっても、嗅覚にもその役割があるのではないかと思っている。
 2011年の夏、進学先の東京から初めて帰省した時、新青森駅に降り立って潮の匂いがした。海からそう近くはないのに…と不思議な感覚で、今も覚えている。それ以来、海の匂いは青森の匂いと脳にインプットされている。
 この夏からクリエイトは、青森県などと「あおもり駅前ビーチプロジェクト」を始めた。2020年度を目途に、青森市の「ワ・ラッセ」裏にビーチをつくり、海を生かしたまちづくりを加速させる取り組みだ。だいたいベイブリッジの真下までが砂浜になる計画。大きなビーチになりそうだ。今住んでいる神奈川県の片瀬江ノ島よりも、駅近のビーチになる。
 そういえば、これだけ海に近いのに、青森市では海を生かしたまちづくりの例はあまり聞かない。プロジェクトを通じて、海と市民の距離を縮め、たくさんの人に、海の匂いを楽しんでほしい。(NPO法人理事長、慶応義塾大学生、青森市出身)=隔月掲載



(このエッセイは2015年9月18日付東奥日報夕刊に寄稿したものです。字数調整の関係上、新聞紙面と異なる場合があります。)
久保田 圭祐
  • 高校2年生のとき、高校生団体「クリエイト」を設立。2014年4月からは特定非営利活動法人あおもり若者プロジェクト クリエイト理事長。
  • 1992年青森県生まれ。古川中学校、青森南高校卒、慶應義塾大学総合政策学部4学年在学。
  • 中学・高校時代は演劇部に所属し、高校2年次には主演演劇作品が第42回東北地区高等学校演劇発表会で優秀賞一席を受賞し、第4回春季全国高等学校演劇研究大会に出場した。趣味は旅行、飛行機
  • このほか、青森県庁「活力と魅力あふれる東青地域づくり検討会議新幹線全線開業賑わい部会」委員などを歴任。
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